恋愛コミュニケーション力向上と少子化対策
私は、恋愛コミュニケーション力の向上から恋愛、結婚そしてビジネスでも面でも結果を出すことを目的とした学校を運営させて頂いております。
その現場にあって感じる事は多々ありますが、その一つに『個人の能力と社会問題』というテーマがあります。ここで言う個人の能力とは恋愛力または同性、異性間のコミュニケーション能力であり社会問題というのは、現在の我が国、日本における諸々の問題です。
その中で国家として特に深刻なものが『少子化』であると、私個人としても強く感じています。
今回はそれを踏まえて、恋愛力または同性、異性間のコミュニケーション能力の向上が『少子化』という大きな社会問題とどのような関係があるのか?という事を綴っていきたいと思います。
日本の大きな社会問題~少子化~
皆様もよくご存じの『少子化』とはどのようなものなのか説明するまでもない事ですが、それは読んで字のごとく、生まれる子供の数が少なくなっているという事です。
では、この『少子化』が引き起こす影響とはどのようなものなのでしょうか?
まずは下記の資料を確認してみて下さい。
少子化が我が国に与える影響
回答割合(%)
- 高齢化の進展に伴う現役世代の負担の増大 80.3
- 労働力人口の減少 62.1
- 過疎化・高齢化に伴う地域社会の変容 49.9
- 労働力人口の年齢構成の変化 49.5
- 家族機能の変化 37.7
- 人口の減少 37.2
- 経済成長率が低下する可能性 34.5
- 子どもの健全な成長への妨げ 30.4
- 現役世代の手取り所得の低迷 18.2
- 家・土地など財産を継承する割合が増え、豊かさを享受できる人の増加 6.5
- 交通渋滞や環境問題の緩和 6.3
- 受験競争の緩和 5.5
- その他 2.3
- 特に大きいと思われることはない 0.5
- 無回答 0.4
(注) 有識者に対するアンケート調査による。
資料:1997(平成9)年度厚生科学研究「少子化社会における家族等のあり方に関する調査研究」
少子化が我が国に与える影響
上記の表からも『少子化』と一言では片付けられない程、他にも多くの問題を誘発している事が分かると思います。
この『少子化』の解決方法については様々な見解がありますが、その案の一つとして恋愛コミュニケーションを指導している立場から、ここで『恋愛結婚と見合い結婚の推移』という資料によって紐解いて行きたいと思います。
恋愛結婚と見合い結婚の推移
国立社会保障・人口問題研究所による【第12回出生動向基本調査~結婚と出産に関する全国調査~】によると、日本では戦後半世紀の間に結婚のしかたが大きく転換したことが分かりました。
それは戦前には約7割を占めていた見合い結婚は、戦後、急激に減少し、1965~69年頃に恋愛結婚との比率が逆転した後、1995年以降の結婚では1割を下回る結果となっています。
一昔前は親同士の縁談や兄弟からの紹介によって結婚を促される状況もあったと思います。
しかし、現代ではそのような形態での結婚はほとんどなくなりました。
そして私が、婚活・恋活の現場でいつも感じる事は、結婚したい人や真剣交際をしたい人が多いのにも関わらず、そのような人が上手くコミュニケーションが取れず(魅力を伝える事が出来ず)交際に至っていないという現状です。
この事からも以前はお見合い結婚が多かった我が国の状態から、現代は恋愛結婚が多数派を占めているという傾向が見えてくると思います。
そして恋愛成功(結婚、交際)を考える時には現代の恋愛においてはコミュニケーション力が非常に重要だと感じています。
理由は、見合い結婚と違って恋愛結婚には双方のコミュニケーションがより必要になって来るからです。
恋愛コミュニケーション能力の向上
さらに、恋愛コミュニケーション能力をビジネスにも使えるように根本力を重視して向上させていくと、仕事のコミュニケーション能力、プライベートのコミュニケーション能力を上げていく事ができます。
『仕事力』が向上すると個人の経済力も上昇していくという傾向から、結婚へのステップになり現代の少子化問題の解決に繋がるとも私は考えています。
これについてはテーマが広範になり過ぎてしまいますので改めて別の機会にお伝えさせて頂きますが、恋愛コミュニケーション能力を上げると、ビジネスコミュニケーション能力の向上も促されるという事を覚えておいて頂きたいと思います。
ダントツ!必勝ポイント
恋愛コミュニケーション能力を上げると、ビジネスコミュニケーション能力の向上も促される!
by 青山 聖